2010年01月13日

中国の若者「最も好きな国は日本」 新聞の世論調査で意外な結果(J-CASTニュース)

 靖国神社参拝問題をきっかけに、つい数年前まで高まっていた反日感情が、急速にクールダウンしつつあるようだ。中国の新聞が行った世論調査で「最も好きな国」を聞いたところ、日本が5位にランクイン。15〜20歳に限って見ると、何と1位になっている。ただ、この記事が掲載されたウェブサイトのコメント欄には、相変わらず日本を非難するものも多い。世代によって「対日観」が大きく異なっていることが浮き彫りになった形だ。

 世論調査は「中国人が世界を見る」というタイトルで、中国人の世界観を調べることを目的としている。全国紙「環球時報」が調査会社に委託して09年12月11日から23日にかけて行ったもので、北京、上海、広州、武漢、重慶の5都市在住の15〜64歳の男女、計1350人に電話で聞いた。

■15〜20歳では「最も好きな国」トップが日本

 質問項目の多くが国際関係に割かれ、「最も行きたい国」を選ばせる質問項目では、米国(20.6%)、フランス(9.5%)、日本(7.4%)、オーストラリア(5.5%)と、日本は4位にランクイン。

 「最も好きな国」を選ばせる質問項目でも、米国(13.1%)、フランス(8.1%)、オーストラリア(6.7%)、シンガポール(6.5%)に続いて、5.1%が「日本」と回答。5位にランクインしている。

 ところが、この「最も好きな国」、15〜20歳に限ってみると、実に12.3%が日本を選択。フランス(11.8%)、米国(11.8%)、韓国(10.9%)、英国(7.7%)、カナダ(5.0%)を抑えて堂々の1位だ。

 一方、15〜20歳以外の世代で「日本が最も好きな国」と答えた割合を見ていくと、高い順に51〜64歳(5.0%)、21〜30歳(4.3%)、41〜50歳(3.9%)、31〜40歳(2.5%)。

 アニメやファッションとする日本文化の流行が若年層の好感度を押し上げたと見られる一方、最も好感度が低かった31〜40歳は、90年代初頭にいわゆる「愛国教育」が強化された時期に10〜20代を過ごした世代でもある。

 このように、日本に対する好感度は決して低くない一方、日本が重視されなくなっている実情も浮き彫りになっている。

■「もしこれが本当ならば、中国の教育は失敗だ」

 「最も重要な2国間関係」を聞いた質問で、「日中関係」を挙げた人は、06年の調査では48.7%に達していたのに対して、今回の調査では21.4%と半減しているのだ。

 この結果を紹介する環球時報の記事では、復旦大学国際関係・公共事務学院の呉心伯副院長が、この背景について

  「中国の世論からすると、日中関係が中国の国益に対して与える影響は、明らかに小さくなっている」

と解説する一方、中国国際関係研究院米国研究所の達巍副所長は、日中関係の重要度が低下した理由について

  「日本の右よりの政権が終わり、日中間にもめ事が起こる時期も終わった。悪いニュースも減り、処理すべきことが目立たなくったので、重視する度合いも低下した」

と分析している。

 世論調査では、総じて日本に対する印象は悪くない様子だが、ネット上では、やはり反日感情がうずまいている様子だ。例えば、この調査結果が掲載されたウェブサイトのコメント欄では、

  「この調査は権威がなくて信用できない」

  「(調査に回答した人は)判断力があるのか」

  「もしこれが本当ならば、中国の教育は失敗だ」

といった、調査結果に対してネガティブなコメントが相次いでいる。


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【なんくるないさぁ】文化部 編集委員・小山裕士 夫婦で沖縄移住…まさかの離婚(産経新聞)

 東京から沖縄へ移住して十数年が経過したK子さん。当初は順調だった南国暮らしだったのに、50代を目の前にして、このところ立て続けに激変に見舞われている。

 元々は山梨県の生まれ。高校を卒業後、東京の短大へ進み、遊び盛りとあって、ちゃっかり専門学校に居残ることにした。そこで出会った男性、のちの夫がまさに運命の人。大阪で生まれ育った人だが、両親が沖縄出身。ほれた相手の影響ですっかり沖縄フリークになり、しぶる夫のお尻をたたくように夫婦で沖縄へ移住した。

 東京では会社は違えど夫婦そろって編集者として雑誌作りの仕事をしていた。沖縄では“県産本”という言葉が使われるように、中小ながら出版業が盛んだ。K子さんも運よく那覇市の出版社に職を見つけ、遅ればせながら夫の方は細々とライター業を始めることになった。

 今となっては沖縄ブームの火付け役ともいえる名物夫婦だったのだが、世の中、何が起こるかわからないものだ。互いに沖縄ライフを堪能していたはずなのに、いつのまにかすき間風が吹き始め、2年ほど前に熟年離婚するはめになってしまった。

 理由は両人のみにしか知る由も無いが、居酒屋仲間からは「だんなが浮気でもしたのか」「いや、K子さんに何らかの不満がたまっていたようだ」とヒソヒソ話が交わされることになった。

 話し合いで納得したこととはいえ、いずれにせよこの年で2人とも大きなショックを受けたのは、筆者にもわかるほどで、元夫の方はげっそりやせこけて心療内科に通い、K子さんも神秘的なお告げに興味を持つようになった。K子さんの親友の女性によると、「家まで車で送っていったあと、部屋の明かりが消えるまで見届けないと、自殺でもするんじゃないかと心配した」というほどだった。

 さて、両者とも人生の半分が過ぎてこんな大波が来るとは思っていなかったはずだが、年月は着実に心を癒やしてくれる。50歳を超えて1人暮らしとなった元夫は、3食をきっちり自炊することで生活のリズムを取り戻し、たまにブログをのぞくとけっこう元気そうなコメントが書き込まれている。

 一方のK子さんの方は会社勤めだから、ある程度安定した生活が取り戻せたと思っていたところ、昨年末になって、いきなりこんな電話がかかってきた。「思い切って会社を辞めて、料理学校に通うことにした。居酒屋を始めるつもりはないけど、50歳を前にした手習いもいいんじゃないかな」

 沖縄をきっかけに結婚し、沖縄移住の末にまさかの離婚…。これで2人がどこまでも落ち込んでしまったら、同情の言葉も無いが、どうやら「なんくるないさぁ」と言えそうな雰囲気だ。

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2010年01月12日

生物多様性 「50年までに現状以上へ」 COP10 日本案を提出(産経新聞)

 「生物多様性条約締約国会議(COP10)」が10月に名古屋市で開かれるのを控え政府は7日、条約事務局に日本案を提出したと発表した。日本は議長国となることから、会議では日本案が有力なたたき台の一つとなる見通し。

 環境省によると、日本案は2050年までに「生物多様性を現状以上に豊かにする」とした世界共通目標を掲げている。

 日本案の作成にあたって環境省は当初、世界共通目標として「50年までに損失を止める」としていたが「意欲的な目標にするため『豊かにする』と修正した」(同省)という。

 日本案はさらに、目標達成に向けて「湿地、サンゴ礁、島嶼(とうしょ)の保全・再生活動を重点的に行う」などとした34の手法を列挙。達成の程度を検証する数値指標として「回復された湿地・サンゴ礁の面積、生物種の生息数」を設定することも盛り込んだ。

 ただ、日本案をめぐっては、もっと意欲的な目標を持つべきだという指摘もあがっている。すでに公表されている条約事務局の原案が、「2020年までに多様性の損失を止める」としたうえで「漁業の乱獲による圧力を半減させ、破壊的な漁法をやめる」といった漁業に関する厳しい目標を含んでいるためだ。

 交渉のたたき台となる正式な条約事務局案が2月に各国に提示され、COP10で議論されることになる。

 条約の現在の目標は02年のCOP6で決まった「10年までに生物多様性が失われる速さを著しく減少させる」となっている。しかし、世界で175万とされる生物種のうち約1万6900種が絶滅にさらされており、条約事務局は「2010年目標は達成されなかった」と結論。名古屋での会議でより実効性のある新たな目標の締結を目指している。

 日本案について、吉田正人・江戸川大学教授(保全生態学)は「2010年目標はあいまいだったため達成できなかった。特に海洋生態系の保護は遅れている。日本は2050年という先ではなく、20年に多様性の損失を止めると設定するなどもっと意欲的になるべきだ」と話している。(杉浦美香)

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